吐き気・嘔吐│岩見沢市の内科【医療法人 エリヤ会 北五条医院】

吐き気・嘔吐│岩見沢市の内科【医療法人 エリヤ会 北五条医院】

吐き気・嘔吐

こんな吐き気に
悩んでいませんか?

吐き気は誰にでも起こる不快な症状です。原因は一時的なものから、命に関わる重大な病気のサインまでさまざまです。 例えば、前日の食べ過ぎや飲み過ぎで気分が悪くなることもあれば、感染症や消化器の病気、あるいは脳や心臓の病気が隠れていることもあります。
このように吐き気は軽く見てもいい場合と早急な受診が必要な場合があります。
この記事では、吐き気の原因や受診の目安、治療方法について、わかりやすく解説します。

吐き気が起こる原因とは?

吐き気でつらそうな男性

吐き気は、脳の「嘔吐中枢」という部分が刺激されることで起こります。刺激の原因は大きく分けて次の3つです。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

下矢印

消化器に原因があって起こる病気

消化器の病気は、吐き気の原因として最も多くみられます。

消化器以外に原因が
あって起こる病気

胃腸に異常がなくても、他臓器の病気が原因で吐き気が出ることがあります。

病気以外に原因があって
起こるケース

運転する人の手元
乗り物酔い

耳の平衡感覚の乱れで起こります。

妊婦のシルエット
妊娠初期のつわり

ホルモン変化で、特に朝方に吐き気を感じやすくなります。

薬のイメージ
薬の副作用

抗がん剤、抗生物質、鎮痛薬などで吐き気が出ることがあります。

目元を押さえる女性
ストレス・緊張

自律神経が乱れ、一時的な吐き気が生じます。

熱中症の女性
熱中症
                       

高温・高湿度の環境で作業していると頭痛や吐き気が出ることがあります。

吐き気がある時
どこで受診すればいいのか?

すぐに救急受診すべき症状

以下のような症状がある場合は、命に関わる病気の可能性があるため、迷わず救急外来を受診してください。

  • 今までに感じたことのない頭痛がある
  • 意識がもうろうとする
  • 喋りにくさや、歩きにくさがある
  • 激しい胸痛・息苦しさがある
  • 冷や汗が止まらない
  • 強い腹痛がある
数日以内に
受診したほうがよい場合
  • 吐き気が数日以上続く
  • 食事や水分がほとんど摂れない
  • めまいや頭痛を伴う
  • 妊娠の可能性がある

まずは内科(消化器内科)が基本です。
めまいや耳の症状が強い場合は耳鼻咽喉科、女性で妊娠の可能性がある場合は産婦人科へ受診いただいてもよいです。

吐き気が起こる病気の治療方法

薬のイメージ

治療は原因によって大きく異なりますが、緊急度の高い病気以外では制吐薬(吐き気止め)を使うことが一般的です。

いずれの場合も、自己判断で市販薬を長期使用せず、原因を特定して適切に治療することが大切です。

吐き気に関するよくある質問

吐き気だけで受診してもいいの?

もちろん可能です。原因がわからない吐き気は、まず医療機関で検査を受けましょう。

吐き気があるときにしてはいけないことは?

無理に食べることや、自己判断で強い薬を使うことは避けてください。特に救急受診したほうがよい症状があるときは、自己判断で様子見をしないことが大事です。

自宅でできる吐き気対策は?

水分を取れない場合は、舐める程度の量で頻回に摂り、安静にしてください。食事は消化の良いおかゆやスープから始めましょう。

どのくらい様子を見ていいの?

軽い症状でも、2~3日以上改善しない場合や悪化傾向がある場合は早めに受診してください。

まとめ

吐き気はありふれた症状ですが、背景には重大な病気が隠れていることがあります。
「いつものこと」と軽く考えず、症状の経過や一緒に出ている症状を観察し、必要なときは早めに医療機関を受診しましょう。
当院では、吐き気の原因をしっかりと調べ、適切な治療をご提案します。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。