呼吸器
            呼吸器内科では、呼吸器系の疾患全般に対応し、一人ひとりに合った治療を提供しています。当院では、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、睡眠時無呼吸症候群に関する専門的な診療を行い、最新の診断機器を駆使して正確な診断を行います。
呼吸器疾患は増加傾向にあり、特に高齢者や喫煙歴がある方に多く見られます。早期に適切な治療を行うことで、症状を軽減し、生活の質を向上させることできます。
喘息は気道の炎症により、呼吸困難や咳、喘鳴などの症状が現れる疾患です。適切な治療を行うことで、症状をコントロールし、日常生活に支障をきたすことなく過ごせるようサポートします。喘息の主な症状は、息切れ、咳、喘鳴(ゼーゼー音)です。症状がひどくなる前に、早期に診断し、治療を行うことが重要です。
治療方法には、吸入薬、ステロイド治療、生活習慣の改善などがあります。吸入薬は気道の炎症を抑え、症状を予防します。ステロイド治療は重症喘息に有効です。
COPDは、主に喫煙が原因で発症し、長期にわたる気道の炎症により、呼吸が困難になる疾患です。進行性の疾患であるため、早期発見と適切な治療が求められます。COPDの主な症状には、息切れ、咳、痰の分泌があります。診断は胸部CT線で行います。
COPDの治療は、薬物療法(吸入薬、気管支拡張薬)、酸素療法、リハビリテーションなどが含まれます。生活習慣の改善と薬物療法の併用が有効です。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が停止または浅くなり、睡眠の質が低下する疾患です。これにより日中の眠気や集中力の低下、さらには高血圧や心疾患のリスクも高まります。
                主な症状は、いびきや寝汗、日中の強い眠気、集中力の低下などです。夜間の呼吸の停止を確認することで、診断が確定します。
            
治療法には、CPAP(持続的気道陽圧法)やマウスピース療法、生活習慣の改善(体重減少、アルコール制限など)があります。
                    当院では胸部CTで肺や気道をくわしく撮影し、小さな異常も早期に見つけます。肺がん・肺炎・間質性肺疾患などの診断に役立ち、最新機器により結果が出るまでスピーディ。病状を早く把握して治療方針の決定を早められます。検査時間も短く、患者さまのご負担を抑えます。画像データはパソコンで閲覧できる形式でお渡しできますので、ご希望の方はお申し付けください。
                    鼻から挿入することで、喉頭や気管、気管支の観察が可能です。従来の内視鏡検査よりも患者の負担が少なく、痛みや不快感が軽減されます。呼吸器疾患の早期発見に役立ちます。